#82魔法使いの小屋〜ネザーゲート
切り替えができるネザーゲートを設置しました
見やすいようにクリエイティブモードで説明します
全体の大きさはこんな感じ
既にある建物に収まるように作ったのでこのような形になりました
さて、早速作っていきます
①入力と出力の設置
先に入力と出力を設置するとイメージしやすいです
感圧板を1回踏むと火打ち石と打ち金でゲートを開き、もう1回踏むと水入りバケツでゲートを閉じる仕組みにします
実際にディスペンサーにアイテムを入れるのは回路が完成してからのほうが良いかと思います
ちなみに各名称はJava版で説明しますね(PS4版の名称がなかなか覚えられない^^;)
②Tフリップフロップ回路
まず、感圧板の下にレッドストーンを置きます
次に感圧板を踏むたびにONOFFが切り替わるようにするため、Tフリップフロップ回路を作ります
ドロッパーやホッパーはピンクの矢印の向きにアイテムが排出されるように設置します
また、どちらかのドロッパーに任意のアイテムを1個入れておきます
<Tフリップフロップ回路の仕組み>
下のドロッパーにアイテムがあり、上のドロッパーが空の状態ではコンパレーターが検出しないので出力がOFFになります
ボタンを押すと2つのドロッパーに信号が伝わるので、下のドロッパーにあったアイテムが上のドロッパーに移動し、それをコンパレーターが検出して出力します
もう1回ボタンを押すとアイテムは上のドロッパーから横に排出され、ホッパー、下のドロッパーへと移動します
上のドロッパーが再び空になったので出力がOFFになります
このようにボタンを押すたびにONOFFが切り替わります
ちなみにリピーターやレッドストーンの位置はホッパーに信号が伝わらないようにするためなので応用するときは注意
☆追記
統合版ではレッドストーンパウダーが設置してあるブロックは透過ブロックでないと動作しなくなりました→#103PS4版→統合版で壊れた機構<回路編>
③火打ち石と打ち金入りディスペンサーへの配線
Tフリップフロップ回路の出力がONの時に動作するように信号を繋ぎます
RSトーチを2つ繋ぐと反転の反転なので出力がONになります
④水入りバケツ入りディスペンサーへの配線
Tフリップフロップ回路の出力がOFFの時に動作するようにRSトーチで信号を反転させた状態で(ブロックの上にあるRSトーチから繋いでも可)繋いでいきます
ややこしいのが、水を出した後すぐに回収するという動作をさせなければいけないので、ディスペンサーに短い信号を2回送らなければいけません
そこでパルサー回路とオブザーバーを組み合わせます
リピーターとオブザーバーはピンクの矢印の向きに信号が流れるように設置します
<パルサー回路の仕組み>
パルサー回路とは一瞬だけ信号を送る回路のことを言います
コンパレーターは減算モードにすることで入力①ー入力②=出力③の強度で出力します(信号強度についてはレッドストーン回路 - Minecraft Wikiの動力レベル参照)
コンパレーターとリピーターは1tick遅延しますが、さらにリピーターを1tick以上遅延させることで最初に①だけの信号が入力されます
この形だと14-0=14の信号が出力されるのでピストンが伸びます
次にリピーターからの動力が1tick遅延して入力されます
14-15=-1で出力がOFFになり、ピストンが縮みます
<パルサー回路とオブザーバーの組み合わせ>
コンパレーターのランプが消灯の状態から点灯→消灯と変化が2回起こるので、それをオブザーバーで2回検出させ、一瞬ずつ信号を送ってもらいます
注意点が2つあり、1つ目はリピーターの遅延が2tickだと速すぎてオブザーバーが検出できないので3tick遅延させます
2つ目は①の強度が14以下でないとコンパレーターが点灯しっぱなしになってしまうので動力の位置に気をつけます
完成
感圧板を1回踏むと火打ち石と打ち金でネザーゲートが開き、
もう1回踏むと水入りバケツでゲートを閉じます
水はすぐに回収され、またゲートを開くことができるようになります
実際のワールドに設置
ただの黒曜石のゲートでは味気ないので、周りを装飾してあげると雰囲気が出て良いと思います
欲を言うとディスペンサーを見えない位置に隠したかったのですが、スペース的に断念しました
また、移設前のゲートの位置からそんなに離れていないので、心配していたゲートの位置ずれはありませんでした