自動ピグリンガチャ装置〜進化版
前回の簡易版に続き、効率up&機能追加バージョンも作ってみました
※統合版1.16で作ったものになります
※ある程度レッドストーン回路の知識がないと難しいかもしれません
全体像&使い方
地上に出る部分を5×5×5の大きさにし、なるべくコンパクトにしました
使い方は簡単で、右のチェストに金インゴットを入れるだけで交換品が左のチェストに収納されます
効率は、試しに金を64個入れて測ると約10分で完了したので、1個あたり約9秒掛かる計算です
簡易版は1個あたり約12秒掛かったので効率アップですね
回路部分は主に3つに分かれていて、チェストの中の金をドロッパーまで運ぶ回路、金を入れると自動で起動する回路、ピグリンが交換品を投げた後にドロッパーから金が排出する回路があります
作り方
基本部分と起動回路
金を排出させるドロッパーと交換品を回収するホッパーとチェストを設置します
装置を動かすには最初に金を排出させる必要があるので、ドロッパーに金が入ると自動で1回排出する仕組みを作ります
ドロッパーの中に金が入るとコンパレーターが点灯するので、それを観察者が検知して短い信号をドロッパーに送ります
ドロッパーの中が空になったときにも出力されてしまいますが、ドロッパーが空撃ちするだけなので問題ありません
ホッパーの上にカーペットを敷き、その上にピグリンを立たせ、周りをガラスで囲みます
交換品のソウルスピード付きのブーツを履いてしまうことがあるので、先にいらないブーツを投げ与えて履かせておきます
ピグリンの捕まえ方は前回の記事で紹介しています
金運搬回路
金を入れるチェストを設置し、金が排出されるドロッパーまで金が流れるように、ホッパーとドロッパーを繋ぎます
下のドロッパーに金が入ると、上下のドロッパーに断続的な信号を送る回路(クロック回路)を作ります
クロック回路の仕組みについては説明が長くなるので省略しますが、動きとしては↓のようになります(わかりやすいようにシンプルにしています)
金排出回路
ホッパーの中に交換品が入ったら金を排出する仕組みを作ります
単純に作ると↓のようになるのですが、簡易版の時にも説明した通り、これには欠陥があります(検知式ではなくタイマー式にする手もありますが幅を取るので却下)
この機構はホッパーが空の状態で交換品が入ることにより、コンパレーターが検知して次の金が排出されるのですが、交換品の中には量の多いものがあり、ホッパーが空になる前に次の交換品が入ってしまうため、装置が止まってしまいます
実際にどれくらいの量が入ると止まってしまうか調べてみると、24個以上入ると止まってしまいました(具体的には糸24個と鉄塊24〜36個)
そこで、量が多いアイテムが入った時に、チェストに流して一定の数になるまで待ってから金が排出される仕組みを作ります
まずは量が多いアイテムと少ないアイテムを判別する方法を考えます
コンパレーターはインベントリのあるブロックを検知して出力しますが、中のアイテムの種類や量(インベントリを占める割合)で信号強度が変わります(最大15まで)
各交換品がホッパーに入った時の信号強度を調べてみると、3つの強度に分かれました
<強度1>
64個スタックできるアイテムが1〜22個、16個スタックできるアイテムが1〜5個入った時に強度1になるようです
<強度2>
64個スタックできるアイテムが23〜45個、16個スタックできるアイテムが6〜11個入った時に強度2になるようです
<強度3>
スタックできないアイテムが入った時に強度3になるようです
装置が止まってしまう糸24個と鉄塊24〜36個は強度2なので、強度2が出たときだけ信号を遅延させると上手くいきそうです
ということで、作った回路がこちら
出力される強度によって回路を分けています(強度1:真ん中、強度2:下側、強度3:上側)
<強度1>
強度1の回路のみ信号が流れるので出力されます
<強度2>
強度1の信号がリピーターから出力される前に、強度2の信号がリピーターをロックするので出力されません
ホッパーの中のアイテムはチェストへと流れていくので、量が減ると強度1となり、ロックが外れて出力されます
<強度3>
全ての回路に信号が流れますが、問題なくそのまま出力されます
強度が3→2→1となって2回出力されそうですが、強度3が出るアイテムは量が1個だけなので、強度3→0となり、出力は1回のみ行われます
この回路を装置に組み込みます
ホッパーを検知するコンパレーター、そして出力されるところにブロックを設置します
強度1の回路を作ります
信号はレッドストーントーチでドロッパーへ繋げます
強度2の回路を作ります
強度3の回路を作ります
これで全ての回路が完成しました
装飾
あとは周りを整えて装置の完成です
一部、回路に使用しているブロックが出てしまいますが、回路に影響がないブロックであれば建物や地面のブロックに変えても問題ありません
以上が作り方の説明になりますが、正直ややこしくて意味がわからないかもしれません(本人も頭がこんがらがっている)
もし、参考にされる方がいらっしゃれば、そのまま画像の通り作ると出来るかと思うので、文章は適当に読み飛ばしてください