#191植林場作り〜前編
植林場に10分タイマー付きの苗木回収装置を作りました
※統合版1.16.40で制作
木の伐採後、葉っぱが数秒〜数分掛けて消滅する際に、苗木・棒・リンゴが確率でドロップするので、ボタンを押すとディスペンサーから水が10分間流れ、水流に落ちた苗木をホッパーで回収する仕組みを作っていきます
基本機構
水を流す部分、回収部分、電源を作ります
木は都度骨粉で成長させるので、コンパクト設計にしています
タイマー機構
ドロッパーにアイテムを複数個入れておき、ドロッパーから1個ずつ排出させ、空になるとタイマーが切れる仕組みを作ります
アイテム移動経路
タイマーの要となるアイテムが移動する経路を作ります
(見やすさのために一時的に先ほど設置したホッパーを撤去)
ボタンを押すとドロッパーが粘着ピストンで押されてドロッパーの中のアイテムが上のホッパーへと流れていき、空になるとドロッパーが粘着ピストンで引き戻されて上のホッパーからドロッパーへアイテムがリロードされるという仕組みにしていきます
アイテムの量で時間が調節できるので、とりあえず動きを確認するために適当なアイテムを数個入れておきます
ボタンを押すだけではすぐに粘着ピストンがOFFになってしまうので、ボタンを押してからドロッパーの中が空になるまでの間は粘着ピストンがONになるようにします
コンパレーターがドロッパーの中を検知している間は粘着ピストンに信号が送られます
また、ドロッパーの中の量によってコンパレーターの出力強度が変わるので、リピーターで信号を増幅させています
クロック回路
ドロッパーは信号がないと中のアイテムが移動しないので、1個ずつアイテムが移動する回路を作ります
まずは、ドロッパーにアイテムが入っている間はドロッパーに信号が送られるようにします(見やすさのために一時的に先ほどの回路を撤去)
次に、信号が断続的になるようにクロック回路を組みます
仕組みの詳しい説明は割愛しますが、コンパレーターを使ったクロック回路はリピーターで延長するほど周期が長くなります
今回はコンパレーターからの出力がONからOFFになるのに2.5秒かかり、さらにOFFからONになるのにも2.5秒かかるので、周期は5秒となります
すなわち、5秒に1回アイテムが移動するということになります
出力
アイテムが循環する仕組みができたので、タイマーの出力部分を作ります
粘着ピストンに繋がっているリピーターの横に観察者を設置します
リピーターの変化を観察者に検知させることで、ドロッパーからアイテムが移動し始めたときに1回、ドロッパーの中が空になったときに1回、信号を送ることができます
ちなみに今回の出力先であるディスペンサーは2回信号を送らないと切り替わらないので、間に観察者を挟んで短い信号に変換していますが、出力先がピストンのようなONOFFで切り替わるものであれば、リピーターの先のレッドストーンから普通に繋いでOKです
タイマーセット
これでタイマー機構は完成なので、動作を確認して問題なければドロッパーの中にアイテムを120個入れてタイマーを10分にセットします
設定時間に対して必要なアイテムの個数は、設定時間[秒]÷5[秒]で出ます
厳密に言うと最初の1個はすぐに排出されるので+1しなければなりませんが、実測してみると数秒遅れたりするので、あくまで目安です
また、タイマー終了後にホッパーからドロッパーへアイテムをリロードする時間(アイテム量×0.4秒)が必要なので、リロード中にボタンを押すと正常にタイマーが作動しません
水排出機構
観察者の信号をディスペンサーに繋ぎます
レッドストーントーチでディスペンサーが既にON状態になっており、信号を送るとOFFになってしまいますが、観察者の出力は短いのですぐにONに切り替わってディスペンサーが作動します
反転状態を直してもいいのですが、次回行う装飾のためにわざとそのままにしています
あとは地面を戻してディスペンサーに水入りバケツをセットすると完成です
一応ボタンを押して確認してみます
約10分後
大丈夫そうですね
次回は装飾を行います